創業者 齋田治男について



 前 代表取締役社長 齋田治男は、その父親で ”救助袋業界の生みの親” と言われる齋田治三郎氏 [齋田工業(株) 初代社長]の薫陶を受けその遺志を受け継ぎ、救助袋の普及に尽力すべく、昭和41年4月 齋田産業(株)を設立し救助袋の製造・販売に努めました。
 そして、昭和57年11月には社団法人全国避難設備工業会の設立に際しその副会長に就任、昭和60年5月には、工業会第二代の会長に就任し爾来28年余に亘りわが国避難設備業界の育成・発展に努めました。
 これらの功績により平成9年に勲五等雙光旭日章受章、”わが国避難設備業界の育ての親” と称されます。
 一方、創業以来、自衛隊、東京都庁をはじめとする官公庁で使用される制服、作業服、天幕類といった繊維製品を、北海道にある縫製工場ですべて国内生産により製造しております。
 齋田治男は、かつて北海道小樽市の小樽商業学校卒業後、海軍航空隊に入隊、終戦後、拓殖大学を卒業したのですが、そのため、北海道に対する思い入れが強く、東京本社での業務に劣らぬ熱意を、北海道の縫製工場での現場指揮に注ぎました。